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戦争中の時計(2)

レコードのほうが一回り大きい話をしました。

Granarecordmovement

実は機械の大きさはほぼ同じようなものなのです。レコードの時計は機械とケースの間に隙間があいています。写真では外して置いてある板バネが間に挟まります。耐衝撃性を確保しているのですね。グラナはどうしているかというと。

Granarecordbalance

こんどの写真は調速機、時計の心臓部です。上がグラナ、下がレコードです。真ん中のピンクの石(ルビー)に注目してください。これが一番折れやすい天真と呼ばれる軸の軸受けです。
グラナには金属のパーツがはまっていますね。実はこれがバネになり、軸受け自身が振動を吸収する機能を持っています。つまり両者別の方法で耐震機能を実現しています。技術的には今回はグラナのほうが新しいですが、ドイツ軍向けの時計でレコードと同じ方法で実現しているものも見たことがあります。

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