« ハミルトン 992B(1) | トップページ | ハミルトン 992B(3) »

ハミルトン 992B(2)

温度が上がるとものは膨張しますよね。
ばねは伸びます。弱くなりますね。
振り子も大きくなります。しんどくなります。
つまりばね振り子は温度が上がると遅れ、下がると進みます。
これを抑えるために昔の人はおもりのわっかに切り目を入れ、なおかつ膨張率のちがう二種類の金属を貼り合わせ、温度が上がって伸びると(貼り合わせた材質の膨張率の違いで)内側に切り込み、温度が下がると広がって温度の狂いを補償します。すごい仕掛けです。これを「バイメタル切りテンプ」といいます。
この苦難はギョーム博士がエリンバ・インバー合金を発明するまで続きます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%A0
ところが工夫をする人はいるもので。
インバー以前に材質の工夫でなんとかしようとした製品がありました。そのひとつがこのハミルトン992Bです。

992bface

顔はふつうですね。デザイン性よりも視認性優先です。最初は野暮ったいなと思いましたが、使ってみると時刻の読みやすさに感動します。
裏は。

992bback

ふつうですね。
しかし中身は。

992bmove

|

« ハミルトン 992B(1) | トップページ | ハミルトン 992B(3) »

とけい・とけい」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハミルトン 992B(2):

« ハミルトン 992B(1) | トップページ | ハミルトン 992B(3) »