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リサイクル企画・コレクションの経緯(14)

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クォーツにまったく興味が無いわけではないというか、元来クォーツ時計だけで二十歳まで過ごしてきた。ただ収集趣味にならなかっただけだ。当時から持っている二つのチタン製クォーツはこの間見たら電池切れで止まっていたが、電池を換えれば動くだろう。
ただひとつ最近惚れた時計があった。
セイコー・ツィンクォーツ・スーペリア。
ザラツ研磨のボディ、結晶塗装? の文字盤、1分まで植字の(文字盤に穴をあけ、上から金属片をはめ込み固定する手のかかる)インデックス。
なによりもその性能がすさまじい。年差±5秒。月差じゃないんですよ。年に5秒ですよ。1分狂う前に電池が尽きますよ。しかも微調整用のトリマが付いているがどうやって調整するんですかそんなもん。
実際この精度を実現させるためにかなりの苦労をしているらしい。
なにしろ水晶振動子も温度で振動数が狂う。月差なら問題にならないが、年差レベルにするには温度変化による振動数の狂いを補償しなければならない。このため心臓である水晶振動子を二つにして、その特性を変えて比較することでなんとかしたらしい。
ところが上には上がいてシチズンはクリストロンメガという時計で年差±3秒まで追い込んだ。こちらは水晶振動子の振動数を大幅に上げることで精度を向上した。セイコーはさすがにこれには対抗しなかった。
クリストロンメガは欲しい時計だが、この間ヤフオクに出た個体は20万の値がついてました。
うちのスーペリアは傷が少なく状態がいいので使うのが怖くて宝箱の奥底にしまってあるが、何年たっても取り出してみると何事もなかったように正しい時を示していて寒気すら覚える。何年持つ電池なんだろう。まあ年差5秒の時計が一年で止まるようじゃ意味無いか。

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