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オリジナル・ノーチラス(1)

そもスピーカーというのは電磁力で板を振動させることで空気を掻き回し、電気振動を音に変換しているわけだな。
んで、スピーカーユニットの前面がブルブル震えることで音になるのはいいが、問題はそのスピーカーの背面だ。スピーカーの背面も正面とは逆向きにブルブル震えるわけだが、背面にも空気はある。背面から余計な音が出てしまうのだ。ユニット単体で鳴らすと正面と背面の音が干渉し打ち消し合っててんでダメな音になる。
これを防ぎ望ましい音を鳴らすためにはスピーカーユニットの前後を仕切ってしまえばいい。音を通さないほど無限に頑丈で、無限の幅のある板にスピーカーユニットを取り付けるのだ。まあ無限といっても困るので適当なサイズの板(バッフルという)に取り付ける。これが平面バッフルだ。しかし平面バッフルは理論上(無限大に近づけられるのなら)は理想だが、実際には、そのなんだ、困る。
http://images.google.com/images?hl=ja&lr=lang_ja&oe=UTF-8&q=%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB&num=50&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
可能な限りデカく頑丈にしなければならないのだから。
しょうがないので端を折り畳んでやる。どうせなら後ろも閉じてしまえ。かくてスピーカーは箱型になる。見慣れた姿だ。しかしながら内側の空気は閉じ込められてしまうので振動に抵抗する。空気ばねになっちゃうわけだ。これがスピーカーユニットの自由な振動を甚だしく妨害する。ここでもまた大きければ大きいほどという話になってくるが、そうも言ってられないのでスピーカーは小さく作ってアンプの駆動力で押し切るのが最近の流行のようだ。
あと近年はほとんどのスピーカーが完全な密閉型ではなく、開口部を設けそこに筒を差し込んでここからも音を出すようにしている(バスレフ方式)。また四角い箱の内部の壁に音が反射し合って、最悪妙な大きな波をつくり音質を妨害することがあるので(定在波)、中に吸音材入れたりする。しかしうかつに吸音材入れすぎると響きを失わせることになったりするし、そもそも四角い箱がいけないんだと思い詰めた会社はわざと歪んだ形に作ったり、あもう大変だ。
で、バウワース&ウィルキンス社(B&W社)というところが妙なものを考えた。

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