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ワイラーテンプ(1)

Marvelinnner

(写真はワイラーテンプ搭載機ではありません)

ぜんまい時計でもっとも壊れやすいのは天芯という部品である。
時計の時刻を刻むばね振り子(調速機)の軸のことを指す。写真では左側に位置するわっかの中心だ。毎秒2.5回~5回も往復する(試作品ではもっとすごいのもあった。量産機で20振動とかあったらご教授願いたい)ばね振り子の軸である。高速運動するから極力細くして摩擦を少なくしたい。しかしあまり細くすると、衝撃が加わったときポッキリ折れる。昔の時計が落とすとすぐ壊れたのはこれが理由だ。
心臓部の軸がやられてしまうのだから、当然その時計は動かなくなる。天芯は交換可能な構造になっているが、古い時計ではメーカーや輸入代理店がなくなっていることも多く、その場合手作りになる。

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