« 故障を考察する | トップページ | wiiはすごいとおもう »

故障を考察する(2)

前記グランプリ100のようなヤケクソを別にすれば、基本的には石を入れるほどコストがかかるので高級という表現が一般には成り立つ(古い時計では特に石を入れるコストが大きい)。グランプリ100も無駄に石を使ったこと以外は高級な部類だった。

今回のインビクタについては、4番(毎分1回転=秒針を駆動)、3番には石が入っていた。15石といったところだろう。しかし2番(毎時1回転)は金属のままだったのだ。このため磨耗で穴が広がってしまい軸受けの役を果たさなくなってしまった。まあ、工業品として考えれば寿命だろう。しかしこういう時にも延命策がある。まわりをガツンとぶん殴って穴を縮めるのだ(本当)。今回この処理を依頼し、インビクタは見事に命を吹き返した。

ちなみにうちのアンティーク懐中では23石というものがある。これは2番車はおろかぜんまいの軸にも石が入っていたりする。昨今さらに多い時計もあるが、耐震装置など磨耗とは別の要件で付けられているものが多い。

|

« 故障を考察する | トップページ | wiiはすごいとおもう »

とけい・とけい」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 故障を考察する(2):

« 故障を考察する | トップページ | wiiはすごいとおもう »