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CREEK OBH-22

かつて無人化歩兵師団というガジェットを考えた。
要するに兵員がロボットの師団である。しかしながら更新できるのは文字通りの銃を持った兵だけでそれを指揮する士官は人間にならざるを得ぬ(人間の判断が必要ない戦争であれば、IFF(敵味方識別装置)付きの知能地雷をばらまけば済む)。しかも自動車乗りはみな感じているだろうが、タイヤで舗装路を動く乗り物がああも壊れるのだ。メンテナンス部隊は無数に必要になる。直接戦闘を想定しない輜重補給に、頑丈を売りにする自律ロボを導入する必要はない(パワードスーツは使えるかもしれない)。師団であれば戦車と砲兵がつくがこれもロボットをロボットの形では必要ない。砲兵はロボット化してもよいが、人型ロボが砲を制御するより装軌無人化したほうがてっとり早い。陣地設営は同じ理由でパワードスーツとなる……いや砲兵の重要さ=危険(ナポレオン以降砲とその発展型たる爆撃こそ人殺しの華であり、まっさきに潰すべき対象である)を考えれば土工は無人化すべきかもしれないが、陣地設営や偽装といった事こそ人間が介在しなければならない(どれだけ設営すれば強度を保つといった判断は人間がしなければならないし、偽装は機械に任せればパターンが出ていつか読まれる)。兵にしてもロボット化できるのはよくて半数だろう。かくて総勢力一万の無人化歩兵師団は八千名ほどの人間と二千体のロボット(アレフ・ワン)による組織という結論になりあまりのマニアックさに速攻没と相成った。もし小説家デビューした折には後々使うかもしれぬので著作権は主張しておく。アレフシリーズはむしろ前線後方に投下して破壊活動(橋梁・弾薬庫・モータープール等の破壊)を行なわせるほうが効果的であろう。

R0011923 無駄にマニアックなネタを引っ張ったが今回遂に欲望に負けた。AVアンプの上に鎮座する小さな物体が今回導入したCreekのOBH-22である。こいつはプリアンプというジャンルに入る機械だが特徴がある。
増幅をしないのだ。
つまりたった3系統の切り換えと音量の減衰(増幅はできない)するだけの機械なのである。
そも高級・伝統的アンプがプリアンプ、パワーアンプと分かれていたのはかつてレコードプレーヤーなどの出力が極めて小さく増幅したり音質改善のために入れた独特の歪を補正したりラジオとカセットと切り換えたりといった機構をパッケージとしていたことに因る。かつてはプリ・パワーと分かれた構成(セパレートアンプ)こそ高級で、両者を結合したプリメインアンプは普及機扱い(今のCD・アンプ合体機のような感じ)だった。しかしながらCD、MD、DVD、ゲーム機と十分な出力を持った機械が増え、AVアンプ全盛となってデジタル回路が満載となった現在、プリアンプの必然性はほとんど無い。

ではなぜおまえはセパレートにしているのだ、という疑問が沸くと思うが、うちのシステムの本来の中核がAVアンプだったからである。AVアンプは基本的に音が悪い。単品プリメインアンプなら左右増幅すればいいのを5チャンネルや7チャンネル増幅しなきゃならんのだから当たり前だ。このために所有するAVアンプにはプリアウト出力が付いていた。つまりドルビーデジタルの復号とボリューム調整だけを行い自らのパワーアンプ部は切り離す。実際には回路は切断しない(スピーカーコード付けないだけ)ので熱はでまくるが我が家でX-BOXのドルビーデジタル信号を復号してくれるのは彼しかいないのでやむを得ぬ。しかし欲は出る。実はCDのデジタル信号の復号はとうに見切りを付け下段にあるDACが行なっている(AVアンプにはアナログ信号として入力している。彼はCD専業でドルビーデジタル信号の復号は出来ない)。DACの出力は十分で、これにプリアンプを通す必要はないのだ。かくて「パッシブプリアンプ」を購入し、万一に備えAVアンプのプリアウトをこのパッシブプリアンプにも接続した。これで通常時は完全にAVアンプを切り離し、映画やX-BOX視聴時にはAVアンプのプリアウトにパワーアンプが(ボリューム1個が邪魔となるだけで)フロントを強化してくれることとなった(映画ではフロント・センターが肝心で、リアはわずかな音しか出ておらず同額を投ずる必要は無い)。

複雑な配線であるがこのクラスになると電源スイッチが物理的スイッチであることが多く、連動コンセントを用いれば問題ない。幸いオーディオテクニカなどから、サービスコンセントへの通電を感知し他コンセントに通電する機械が販売されていた。本製品減衰だけ(電源はランプの点灯とリモコンによる切り換え・ボリュームの回転モーターにだけ使われる。ちなみにリモコンは上位機種と共通でボタン10個のうち5個しか機能しない)……ちょっと待て。この製品サービスコンセントどころか電源スイッチがないぞ。

しょうがないのでリモコンコンセントを購入した。毒食わば皿までである。どうせ学習リモコンに操作は纏めるので複雑さが増えることは無い。

音質は実に素晴らしく謡う。何事もシンプルが一番だ。

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