« 懐中電灯またかよ | トップページ | TerraLux »

ソニーの すごい やっつけ

昨今iPod Nanoの価格なんぞがかまびすしい。さらに動画仕様も出た。ていうかおまえらこの間動画は不要とか言ってなかったか? とは思うが、とりあえず店舗で一番目立つところに置いてはあるな。まあ電器店の場合、「話題のモデル」と「販売量の多いモデル」が乖離していることがままあるが。まあしかしiPod発売当時、自分もあの製品を笑っていた。音楽ごときにあのサイズで持ち歩くものかと。読みが甘かった。
もっともいわゆるシリコンオーディオプレーヤーの歴史はソニーのほうがはるかに長い。まあMDの駆動部分をメモリカードに変えたような作りだったが。韓国のMPMANは触れないでおこう。うちのソニーのシリコンオーディオプレーヤーとのつきあいはドコモの携帯電話SO502iwmからになる。なにしろ携帯電話は常に持つので、これで音楽も聞ければよいと思ったのだ。これはよい買い物だった。なにしろ機種変更で2万円で、リモコンとヘッドフォンと光デジタルケーブル(笑)と64MBのマジックゲートメモリースティックが付いてきた。さらに今の機械と違い単体で録音できた。要するにこれ一式と光デジタル出力付きのCDプレーヤーがあれば音楽ケータイとして完結したのだ。今よりよほどマトモな商法のような気もせんでもない。
その後ずっと音楽ケータイは出なかった。携帯電話は必ず値崩れを起こすもので、商売に具合が悪かったんじゃないかと想像する。なにしろ上記を購入した当時、64MBのメモリースティックは1万を超えていたのだ。待望していた音楽ケータイが復活したのはSO505iSからだ。しかも今度は動画が見られるという。狂喜した。色すら揃ってなかった時期に即座に機種変更した。メモリースティックはDuoになり、携帯のプラグ形状は変更され、リモコンは最小限のハンズフリー機能だけになっていた(SO502iwmは再生停止音量調整、着信はおろか指定先への発信までリモコンで出来た)。音楽はちょっと後退したが音質は変わらないしデータ資産は流用できる。動画だ、動画。
まさか動画変換ソフトが別売りどころか「販売されていない」とは思わなかった。ベガやら何やら一部のメモリースティック録画ハードを使うか、クリエの一部に付属する変換ソフトを流用するしかなかったのだ。変換ソフト(Image Converter)が単品売りされるのはずいぶん後のことになる。それまでソニーは実質出来もしない動画再生能力を喧伝していたのだ。
しかしながらこの動画はMPEG4ベースだったので、有志が解析してフリーの変換ソフトを作ってしまい一件落着した。感謝!

ここで話が変わる。
富士通のLOOX Tはなかなか優れた機械だったが醤油を飲ませてしまい神に召された。ふと思ってソニーのVAIO TXを購入した。一時期のVAIOは搭載メモリースティックスロットが著作権保護に対応していない=メモリースティック音楽使うには結局純正アダプタもう一個買わなければならないなどスチャラカな仕様だったが本体著作権保護に対応した。SDカードスロットも付いた。SDカードスロットの著作権保護には対応していないがまあいいだろう。
さらにTXにはImage Converter2.0が搭載されている。なんと純正ソフトで変換が出来るのか、と狂喜乱舞した。ところがどうしても再生できない。
じつはImage Converter2.0はPSPなどに対応した動画は吐けるが携帯電話の動画は出力できず、Image Converter1.5を別途購入する必要があるのだった。何を考えているんだソニー。ていうかメモリースティックDuoで音楽再生できる携帯とっとと出せ。
思い返せばMDもそうだった。実質MOディスクと同じ記録方法でPC用も出るというので狂喜乱舞したらPC用と音楽用の形が違っていて当然PC用はちっとも安くならないので普及しなかった。HiMDで共通化したが後の祭りである。
気がついたら携帯もSDカードとAACだ。
こういうパターンが実に多い。
決してATRACにメリットがないわけじゃないのに、囲い込みを嫌われて捨てられる。

|

« 懐中電灯またかよ | トップページ | TerraLux »

オーディオ・ビジュアル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ソニーの すごい やっつけ:

« 懐中電灯またかよ | トップページ | TerraLux »