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2005年7月

フィリップ・スタルク

ライヨールナイフには、著名デザイナーとタイアップした製品があり、フィリップ・スタルクやソニア・ルキエルなどといった製品が出ている。フィリップ・スタルクモデルはあまり好きではないが、ソニア・ルキエルは割と欲しい。
http://www.ameyoko.net/marukin/html/factory/lagui1.html
で、フィリップ・スタルクだが、アサヒビールの本社ビルの例のオブジェをデザインした人だそうだ。なるほど金属のゴロンとした感じが趣味なのか?
それはそうとして、Googleで「アサヒビール ウンコ」を検索するとアサヒビール本社ビル紹介ページが最初にヒットしGoogleの高度なAIエンジンに舌を巻くが、いいのか、それで。

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で、スパイダルコ

出張のついでに現地の刃物屋に行ったらライヨールを褒められたので思わず欲しかったスパイダルコの「てんとう虫」を購入してしまったのだな。バカ>俺
http://spyderco.com/catalog/details.php?product=18

ちなみにladybug(てんとう虫の意。直訳だ)と言ったら通じなかった。ナイフは大抵横文字そのままだがこいつは日本語訳が流通している。そう呼ぶならツイストマスターあたりは「おひねる師匠」とか呼ぶべきじゃないかという気はするが、oyabunとかkobunとかあのへんのラインが真剣わけわからんことになるのでやめておこう。

刃物としてはとても良い。さすが天下のスパイダルコ。なるほど片手で簡単にオープンできる。セレーションブレードは暴力的でよく切れる。
でも携行するのはライヨールなので出番がないのだ。

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ライヨール

フランスのナイフではもうひとつ、ライヨールという大御所がある。
ラギオールなどとも言う。シャトー・ラギオールというソムリエナイフを聞いたことがあるかもしれない。旧式だが細身で美しいナイフで、実際日常生活で重宝したりする。スナック菓子の袋を開けたり段ボールを開梱したりするのに細く鋭いポイントは便利だし、さりとて全体が繊細なのであまり威圧感を与えない。うちではちょっと細かく研いで事務作業や細工物にも使う。

まあまずは実物をご覧頂こう。
R0011033

左から二本目のものが、たぶん国内ではいちばんメジャーな黒水牛角モデル。刃はこれで9センチ。左は今回購入した柏槙柄、右はそのキーホルダー。いちばん右はオサレな透明アクリル柄モデル。

古い様式のナイフだから、今の目で見れば欠点ももちろん多い。あまり頑丈ではないこと、もちろんワンハンドオープンなど不可能なこと、構造材がほとんど真鍮なのでしじゅう磨かないと美しさを保てないことなどである。また、下に示す通り、
R0011035 刃の形状はこうみえて、かなり複雑なカーブを描く。なにが問題かというと、砥石にうまく乗らないのである。とはいえ棒砥石で研ぐとムラが出来て美しさが損なわれてしまう。なかなか悩ましい。

写真で9センチ、10センチモデルには中央に逆向きの十字架の象嵌があるが、これはかつて牧童がこのナイフを地面に突き刺して神への祈りを捧げたことに由来する。

今回輸入したのは黒水牛を除く3本で、アクリルはコジャレた店の通信販売でたまに見るが、柏槙は国内ではあまり見ない。もう少しはっきりした瘤(木の根元などに出来る肥大した部分で、一種の癌なので木目が錯綜して美しい)かとおもったがそうでもなかった。片側は明らかに瘤だが反対側は普通の木質部だった。まあ美しく、かすかな香りが心地よくてよい。
アクリルは光によって表情がかなり違う。
R0011036 実用性は高いので、一度持ってみるのをお勧めしたい。
というかもっと売れてほしい。もっと売れて、花梨瘤や炭素鋼モデルが国内で売られるようになってくれれば……これ以上買ってどうするんだ、という話もあるが。

ちなみに筆者は同じ会社のライヨールばかり既に6本目である。安いもので五千円台から、高いものは万を越えるので、価格性能比ではオピネルにまったく敵わない。
もっとも筆者はオピネルを使うような局面では肥後守を使う。

フランス製ナイフでは他にジャック・モンジャンというナイフがあり、こいつはまた独特のロック機構が興味深いが、あまり好みでないので買っていない。
全体形状はライヨールを少し太くしたような感じで、ハンドルに真鍮部がなく全部牛角(ハニーホーン、つまり半透明)となっている。

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オピネルとそのまがいもん またはいかにしてわたしは心配するのを止めサイコガンダムを愛するようになったか

どうもフランスものは縁があるようだ。彼らは我々やドイツ人、イギリス人のように論理的な思考をしない。自分の欲望と感性に従ってものを作ってしまうので、往々にして実用性や経済性に大きく欠けたものを作ってしまう。
しかし、アタリが出ると本当にすばらしく、体の延長のような品となる。

フランスのナイフとして、オピネル、ライヨール、ジャックモンジャンなどが有名らしい。自分はライヨールが好きで常時携帯しており、既に6本目なのでこれは別項で述べる。
とりあえず今回はオピネル及びそのまがいものだ。
オピネルはとても安い実用ナイフである。ものによるが普通の品は千円ちょいで手に入る。木の素朴な丸いハンドルと、素朴なロック機構、研げば結構いける炭素鋼の刃が特徴。登山や庭いじりに使われる。ライヨールは美しさを求めにかなり高価なものに付いているが、オピネルはほのぼのするよいナイフだ。刃がすぐ錆びるとか、ハンドルが本当に木なので水を吸うと歪んで刃が入らなくなるとかそういうのは瑣末な話である。
とにかくかわいい。なにしろ登山や庭いじりに使われるので、そこらに置いておいても違和感がないのだ。実用性は高いが、作りはとても素朴なものだ。

で。
ひるがえってアメリカにはコールドスチールという会社がある。これはナイフで車のドアぶち抜いてみたりマニラロープの白髪ネギ作ってみたり、日本刀やドスの現代版を作ったりそういう会社だ。この会社は同時に、脇差やククリといった民族様式のナイフを現代の鋼で蘇らそう、という高尚なんだか下品なんだかよくわからんラインナップがある。
で、なぜかかつてオピネルを模したものを作ったことがある。これがTwistmasterだ。

R0011028 木の素朴なナイフがオピネル、黒いのがTwistmasterである。確かに外観はオピネルをリスペクトしている。独特のロック形式(刃の根元にある金属環を回してロック)もそのままだ。ハンドルは当該メーカーが得意とする樹脂で、滑りにくく見た目を気にしなければ優れたものだ。

が、付いている刃は明らかに「Coldsteel社のブレード」なのである。
箱から出していきなり産毛が剃れてしまう。また、よくみるとtanto型、つまり刺突に向いた先端形状になっている。さらに実は刃の厚みがこんなに違う。

R0011030

並べてみて、正義のガンダムと邪悪なサイコガンダムを連想した。

要するに、この製品の目指すところは明白だ。
日常用ナイフに見せかけて、キンキンのえげつない刃持ち歩きましょう、ということだ。
筆者のように、人畜無害に見せることが大切な職務ではこれはありがたい。

しかしながら世間には「弱そうなコールドスチール」「エスプリのかけらもないオピネル」であり、とっても中途半端なシロモノだったようだ。とうに生産中止で、今回はデッドストックの最後の一本を手に入れた。

カーショウも似たような製品を出している。このナイフも気になる。

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個人輸入(3)

今回の個人輸入でもっとも高価だったのがこれだ。

R0011023R0011026みたとおり栓抜きである。ちなみに自分はビールを飲まないのでまるきり飾りである。ツールナイフ常備していて缶切り栓抜きは必ず付いてるし。

でもまあ、いいだろう、この笑顔は。

次回予告を置いておく。

R0011028 R0011036

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個人輸入

というわけで個人輸入したナイフが届いた。なんとダラスから2.5日で届いてしまった。

ちなみに記録を見る限り、日本国内で1.5日を要している。最終的な配達はヤマト運輸が代行したが、この配送をUPSは追えないらしい。多少刃渡りの長い武器にシフトしたナイフもあったため、少々気を揉んだが案ずるより生むが安しということか。次は斧かなんか注文して税関チキンレースでもやってみるか。

なかなか魅力的な梱包で届いた。こういうのは良いな。高揚する。DSC00989 本来はこれをザクザク切り開くべきなのだろうが、おとなしく開封した。麻袋は別に使おう。

自分で購入した品はまずライヨール(フランスの民族ナイフ)のビャクシン柄を2本、アクリル柄を1本。水牛角を3本持っているのでこれで6本目になる。しかも同じメーカーのものばかり、さらに3本は同じサイズ(柄以外まったく同じ)だ。まあ逆に言えばのこり3本はすべて違う。そういう問題ではないんだが。
さすがにこれらはどれも別の趣があり美しい。携帯の写真ではなくもう少しましなものを後日用意する。

フランスの伝統的ナイフとしてはオピネルが有名で、これは登山用品店などで千円ちょいで手に入るありふれたものだが、御祝儀で一本購入した。
で、アメリカのコールドスチール社、これはナイフで車のドアぶちぬいたりマニラロープをざっくざっく切ったりまあそういう芸風のメーカーなのであるが、ここがオピネルまんまのナイフを製造していた。Twistmaster Tantoという。Tantoは短刀を意味し刃の形状の1ジャンルだそうだ。なんとかマスターというのはコールドスチール社お得意のネーミングで、Twistというのは恐らくオピネル独特のロック機構のことだろう。既に製造終了でオークション等にある程度だが、たまたまあったので購入した。なるほどコールドスチールの刃は凄い。しかも箱出しでえらくキンキンの刃がついている。
ナイフについてはまた後日。

もうひとつ購入したのが、同じ店で売っていた栓抜きである。
DSC00990 価格は一万五千円ほどで、ビールも飲まない自分は栓抜きの使用機会自体がまず無く、まあ冷静に考えると

アフォ

なのであるが、心癒されるのでよしとする。ちなみにこの製品のメーカーはイタリアのMaserin社で、実に魅力的なナイフを製造しているようだが、あまり日本では聞かない。また個人輸入の道を探そうと思う。

いっしょに友人のものを何種か購入した。この感想も別に述べる。

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個人輸入

生産終了及び未発売のナイフを海外ショップで見つけて注文する。個人輸入自体は経験があるが、海外とのFAXでのやりとりは初めてで緊張した。発送は異常に速く、FAX送信後30分ほどでUPS(運送会社)の報告が入った。

素晴らしい。
24時間でアンカレジ国際空港を通過し太平洋上へ。そこから数時間で大阪へ到着した。
素晴らしい。
無事通関したようだ。
素晴らしい。

運搬時間から推測するに、大阪と静岡の間の距離は概ねダラスから大阪の距離と等しいかむしろ長い。
空は あなたが思っているよりも 広い

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Photoshopをあっぷぐレェド

うちのプリンタは古い古い型だ。インクジェットですらない。EPSONがMJ700で画質の飛躍的向上を実現したが、まあ、まだまだだったのだ。アルプス電気のMD2300Jは当時最強無比の高画質プリンタで、手間さえかければ今でも最高品質ではある。ランニングコストと速度はもはや最低だが、普通紙印刷は今でもインクジェットより遥かに良い。

ということなので当然画像編集ソフトはAdobe Photoshopなのである。まあ当時「使える」のはこれだけだったのだ。今はPhotoshop Elementsなど高品質なモンキーバージョンがあるが、網点処理(新聞の写真みたいに、画像を点の集合に変換する機能)の本チャンのものが省かれているのが痛い。

もっとも使っているのはPhotoshop Ver.5だった。必要を感じなかったのだ。しかしながらそろそろと思ってこのたびCS2導入した。なんだこれは。実用性以前になんだこの執拗な認証は。しかもVer.5は旧製品として認識しない。Adobeのお客様サービスセンターに電話して、解除コードもらうんだそうだがその電話番号が2つ書いてあって、なおかつ先に書いてあるほうは有料サポートダイヤルだった。後者だってフリーダイヤルではない。あまつさえこのサポート時間が月曜から金曜の日中だけだ。まあ購入したのが土曜日でなかったのが救いだが。電話がいやならFAXでも認証できるがwebではできない。すごいぞAdobe。

しかもこのあたりが本体パッケージに書いておらずwebのFAQである。久々にいったら無闇やたらとあちこちにオンライン購入のボタンがあり極めてやかましい。凋落とはいわないまでも、品位は落ちっぱなしである。まあ、品位なんぞメシの種にならんのだろうが。

しかしうちはデスクトップとモバイルを使い分けており、どちらも自分専用のため同時利用はあり得ないのだが、ライセンス上ソフトは二つかわざるを得ない。これはなんとかならんもんか。

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前回の訂正

前回Fireflyのスポットの四角にムラがあることを書いたが、あれはムラではないかもしれない。どうも周辺光を集めたスポットが微妙に偏心しているようだ。NX05も仕事をしていないわけではないらしい。

逆に言えばもっとちゃんと芯出しをしなければならないが、みなさんどうやってるんだろうか?

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昨日の続き

さて前回NX05の配光は前が筒抜けでLEDの光がまっすぐ伸びていることがわかった。NX05って何じゃ、というと、以下の図面を基本としているようだ。

http://www.lumileds.com/pdfs/protected/DS26.PDF

アドレスからわかる通り、LXHL-NX05とはLumileds社(現在の主流高輝度LED、Luxeonを作る会社)の純正品だ。ちなみにコリメータレンズでは他にFraenなどが有名らしい。
なんか「ようだ」とか「らしい」ばっかりだな、さっきから。
ただしFirefly用として今回購入したNX05は上記のレンズと一部明らかに構造が違う。まず外側の凹みはない(LEDに接する部分のトンネルはあるので、光を直通させる基本思想はかわらない)。そもそもサイズが違う。ほか、フランジに爪がないとか細かいところも違うがまあいいだろう。基本は同じだ。
まあそれでぶっちゃけこの構造には疑問がある。
最大の疑問は「そもそも光を直通させるのならあんたは何のお仕事されてますのん?」という点である。光学系の重大な役割は光を集めて中心に集める・または並行に放射することで、実際同サイズでリフレクタ(反射板)方式の壱式を天井に照らすと、スポット部分が丸い。懐中電灯はふつう円形であるから、側面に漏れた光を集めてスポットに集められていればスポットは四角になる筈がないわけで、謎はさらに深まる。実際、手元のFraenは似た形状のコリメータレンズだがスポットが丸い。焦点距離が合わないなどなにかヘマをやっているのだろうか、謎だ。
ただFireflyの場合、点灯時にレンズを斜めから見ると本体の銅パーツが見える。このパーツが明るく輝いている。銅パーツが見えるだけなら、LEDの光は屈折率の関係で全反射して仕事している可能性もあるかな、だが、銅パーツが明るく輝いているということは……
つまりアウトである。貴重な光が漏れ、磨いてもいない銅にあたって虚しく消費されている。
そこでレンズの外側に反射面を設けてはどうか、という関心が生まれるがそもそもそこまでするなら最初から反射板(リフレクタ)だけにすりゃいいような気もするよくわからん。
有名な反射板でFireflyに加工すれば入るものもあるようなので、今後試してみたい。また、NX05の外周にメッキをすることも検討するが、塗りメッキ程度では無理かな。

そういえば双眼鏡や望遠鏡の接眼レンズ側から高出力懐中電灯の光を入れると実に見事な配光の光が対物レンズから出る。原理考えりゃあたりまえなんだが、面白いので一度お試しあれ。

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Fireflyふたたび

Fireflyのサイズはこんなところ。

firefly これはCR123AボディなのでCR2ボディならもっと小さくなる。比較的重いが、所詮このサイズの重さだ。大したことはない、ていうかシュアファイアよりは感覚としてずっと軽い。表面はハードアノダイズドだがシュアファイアほどの質感はない。

firefly 見ての通り、中心のスポットは四角い。もっともこれはFireflyの特性というより今回使用した光学系、NX05コリメータの特性である。つまり、正面向きに光を集中して放出するタイプのLuxeon(Luxeonには横にばらまくタイプなどもある)に、正面にまっすぐ放出するタイプのレンズを付けたということのようだ。四角い配光は実用上は気にならない。また、じつは発光体は均一に光っているのではなく、発光体表面にまたムラがあることがわかる。

さらなる考察は以下次号。

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夢を見た

夢というのは概ね理不尽なものである。

車を運転していた。夜だった。かなり前方にテールライトが二つ光っている二車線道路だ。しかし、どうしても道路の中央を走ることができない。気を緩めるとすぐ左に寄っていく。ふらふら運転だ。あたりまえの道なのに。なぜだ。俺は平衡に異常をきたしたのか。畜生、もう駄目か。

目が覚めた。

居眠り運転をしている夢、だったのだ。夢でくらい素晴らしいドライビングが出来てもよさそうなものだが。
もっとも判断力の低下→思考力の低下でその理由に思い至らない→脳機能のさらなる低下(と運転を止める決断力の喪失)→致命的な事態 という予備体験はできたので、意義はあった。

ちなみにテールランプが2台分見えていたのは、後ろの車の車高が低かったからだ。後ろの車はテールランプ間隔と位置から推定するにスーパーセブン、その前の車両は路線バスだった。スーパーセブンの運転手はさぞ臭いおもいをしただろう、と目が覚めてから同情した。

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やっぱ あの国と戦争しちゃ いかん

めりけんのおべんきょうページである。

http://science.howstuffworks.com/grenade2.htm

中盤のFlashがわかりやすすぎる。

ていうかなんて情報量だ。
忍者とC4炸薬とEP-3が一緒に紹介されてしまっているのだ。
やっぱまだ勝てねえ。しかし
http://science.howstuffworks.com/ninja6.htm
なんだ、そのModern Ninja Equipments(近代忍者の装備品)というのは。ていうかゴム地下足袋じゃねへか。ペーパーランタンって何かと思ったら、あれか。提燈か。
正解のようなすごく違うような悩ましい話ではある。まあ鳶の活動と忍者は近いかもしれん。

とはいえSword-Makingが
http://people.howstuffworks.com/sword-making.htm
いきなり日本刀から入るのはやはり自尊心をくすぐられはするな。特に日本限定の紹介ではないのだが。
ダマスカスはあまり好きではなかったが
http://people.howstuffworks.com/sword-making4.htm
はさすがに心揺すられる。また、ダマスカスの紹介記事
http://people.howstuffworks.com/framed.htm?parent=sword-making.htm&url=http://www.tms.org/pubs/journals/JOM/9809/Verhoeven-9809.html
は溜息をつかざるを得まい。

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本日二巡目

以前に引き続きBook Batonによる連携である。

■持っている本の冊数
 本というのが雑誌を含むのかどうか。まあ雑誌(航空ファン世界の艦船は十年分以上あるし)を除いても押入数個分はあるので、いずれにせよ計測は不可能だが。

■最後に買った本(既読、未読問わず)
 星空の二人
 珍しくピュアな話であった。ガネッシュとバイラブを初めて読めたのもよかった。
 同時購入が「これが私のご主人様」なのは秘密だが。

■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

・航空宇宙軍史 星の墓標(谷 甲州) って、うわ「また」絶版か 早川絶版早すぎ
 全編鬱大全開である。基本的に航空宇宙軍は人間のサイボーグ化を躊躇しない組織だが今回は「人間では耐えられない戦闘パターン」を実現するためシャチの脳を使用する。しかも相手は密猟によるかつての仲間のシャチ(本人は知らない)。人間に利用され、裏切られ続け、望みもしない宇宙に出ることを強いられ、虐げられるジョーイ・オルカの姿は巻き毛のクドリャフカ感百倍であるが、不思議なことに、この小説を読むと生きていかなければ、と思う。航空宇宙軍史では『エリヌス-戒厳令-』『最後の戦闘航海』などより悲惨な話もあるが、星の墓標は格別だ。これを最初に読むか『タナトス戦闘団』を読むかで航空宇宙軍史の印象は大きく変わるだろう。まあどっちにせよ人類は滅亡するのだ(初単行本が航空宇宙軍史以降の話で、既に戦争が集結しているので、戦争の帰趨はみな知っているのだ)が。

・航空宇宙軍史 火星鉄道十九巡洋艦サラマンダー(谷 甲州)
 これは外惑星連合がまだ組織的戦闘力を維持していた時期の話であるので、ドキドキハラハラ感は星の墓標とは比較にならない。まあ例によって結果どうなるかは読者は知っているのだが。珍しくほぼ同等性能の戦闘艦同士の艦隊戦が描かれるが、こちら側は急遽投入した艦のため致命的な不調が乱発し、あちらは討伐艦隊が膨れ上がりすぎて戦闘より推進剤タンカーのやりくりが重労働になっていく下りなどは甲州節全開である。やはりメカ物は機械油の臭いがしないと、故障しない自動車のようなもので味に欠ける。ちなみに史実におけるビスマルク追撃戦(サラマンダー追撃戦は恐らくこれをモチーフとしている→戦艦ビスマルクの最期)も彼我共に故障と錯誤のオンパレードである。いやがらせが専業のドイツ海軍はともかくイギリス艦がブッ壊れまくるのはどういう話なんだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF_%28%E6%88%A6%E8%89%A6%29
 二冊となったが、火星鉄道十九から巡洋艦サラマンダーは一連の話なので止むを得まい。しかし巡洋艦サラマンダーはまだあるのに火星鉄道十九絶版か。まあ巡洋艦サラマンダーは重要な区切りの話なので、これだけ読んでも意味はあるが。
基本的に航空宇宙軍史は結論が分かっていて楽しむ歴史小説のようなものなので、どこから読みはじめても大丈夫だ。

・「遙かなる星」(佐藤大輔 )
 『地球連邦の興亡』と悩んだがこちらにした。キューバ危機(実際に核戦争直前まで行った)で匙加減をわずかに間違い、全面核戦争が起こってしまった、というミもフタもないif戦記である。サブタイトル「パックス・アメリカーナ」「この悪しき世界」「我等の星 彼らの空」がそれぞれ泣かせる。官僚機構の暴走で宇宙開発に血道をあげる我等が日本の官僚主義描写がとても素晴らしい。犬を連れた少女がふと振り返った向こうでICBMが噴煙を上げるイラストがまたたまらない。

・「遙かなる流れの果てに」(小松左京)
 まあ読んでおくべき基本であろう。とてもこの小説を短く言い表すことは出来ない。

・「夏への扉」(ハインライン)
 これもまあ基本だ。小説のプロットよりとにかく猫だ。純真な美少女より万能文化女中より猫がたまらん。まあ「宇宙の戦士」「月は無慈悲な夜の女王」も読んでおくべきだが。しかし年取ってからのハインラインはかなりアレだった。アーサー・C・クラークは結構作品の質が均一だったのだが……まあこう来るとアシモフ出さないとまずい気がするがもう規定部数だ。ていうかアシモフは小説より科学エッセイのほうが面白い。
 ああいかんSF大長編「グスコープドリの伝記」とかまだ色々あるのに

■次にまわす人5人まで
 ていうかこのブログ誰が読んでるんだろう。

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サル

昨日からFireflyをいじくりっぱなしである。
http://theledguy.chainreactionweb.com/index.php?cPath=48_56_59_34

もう5回ほど組み換えた。
選択肢は極めて多いが、実は「正解」はかなり少ないことが分かってきた。まず表面ガラスはミネラルガラスではなくUCL(要するにマルチコートレンズだ)を選択すべきもののようだ。なにしろ百円ほどしか違わない。
コリメータレンズ(光を集光させるもの)は無加工なら基本的にNX05しか無い。Fraen LP-FFは現行には微妙に焦点が合わない(各種サイト見てもその評価のようだ)。あとわずかに押し込めれば素晴らしくよくなりそうだが(銅ヘッド少し削ればいいのだが)、面倒くさいのでやめた。

ページ上に「最小限必要なもの」が紹介されているが実は標準状態だとケースの高さが足りなくて光らない。笑わせてくれる。2ステージsw(ちょっとねじ込むとロービーム点灯、さらにねじ込むとフルパワーになるパーツ)が事実上必須だが、締めてあるネジを交換して対処した。まあこのへんメリケンな作りだと思っていたらカナダ人の作らしい。
いずれにせよ、壱なみの大きさの懐中電灯が常時購入でき、仕様を選べるというのは貴重なことである。少なくともサイズ(CR2 or CR123A)、明るさ(省電力1W~3W定格近くまで)、2ステージSWの有無など選ぶことができる。ラインナップにあるリフレクタは要加工なのかどうかいまいちわからん。SO08XA系とのことで、これは素晴らしい配光であるので、使えるのなら即購入したいところだが。
まさか自分がコリメータ(光学レンズ)よりリフレクタ(集光反射板)を好むことになるとは思わなかった。

おまけで付いてきた紫外線ランプはコイン電池懐中電灯に仕込んで偽札鑑定機でも作ろうかと思う。しかし上記店舗、マグライトDシリーズにLuxeonを4個つけようベースとかシュアファイアeシリーズ互換の「ボディ」とか、しかもそのボディがCR123A電池×1や×2はわかるが×1.5が売ってたり(どこぞのリチウム充電電池に丁度なのだが、今どきCR123A互換充電池だってなんぼでも手に入るのである)、まあなかなか世界は広い。

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飢餓と欲望

オタクというのはある種の事柄に執着する種族のことだろう。さらばわたしは明確にオタクだ。執着には原体験がある。わたしの原体験は間違いなく、こころの飢餓だ。

わたしは貧乏な家で育った。しかも、親は左掛かった厳格さで、小学生の頃は漫画の一冊、ゲームの一本すら許されなかった。なにしろファミコンもスーパーファミコンも買ったことがないのだ。メガドライブ持ってたのは内緒だが。

歪んだ心は猛烈な所有欲として現れた。欲しいものはどうしても欲しく、また手に入ると純潔なもの、そして予備が欲しくなる。とはいえ愛車のエンジンまるごと一個持ってるのは我ながらやりすぎだと思う。

きっかけは小型懐中壱式
http://homepage3.nifty.com/katokichi/page004.html
の第4回配布に当選したことだった。小さい。すばらしく小さい。なにしろE1eよりはるかに小さいのだ。軽い。シュアファイアのように殴って殴りぬける感はないが、しかも明るいのである。CR2電池という変わったものを使うが充電池でいける。感動した。edc(Every Day Carry)はとにかくコレである。
しかし生来の執着心が身をもたげる。紛失したらどうする。職場用にもう一本欲しい。かくてサンドイッチショップが販売するFirefly CR2版(上記カトキチ氏サイトのいちばん左のものがCR123A版)の並行輸入に踏み切る。ただし完成品ではない(というか完成品は売っていない)。自分で規格を指定して組み立てるのである。自分の不手際があり輸入には一カ月を要した。しかしながら組み立ては簡単で、工具一本で数十分で組み上がってしまった。まあ必要な工具というのはスナップリングプライヤーというおかしな締め工具で、こんなもんが一般家庭にあるかどうかは筆者の知るところではない。

firefly
左から順に壱式、Firefly、Surefire 6P(12センチ)である。上は泣く子も笑うSurefire 9AN(48,825円)だ。壱式ほどではないが明るい。壱式より若干重い(ボディに銅を使っているため:現在の高輝度LEDは熱が寿命に直結する)が気になるほどではない。CR2ボディではフルパワー45分といったところか。

なかなかよいので職場用に使うことにするが、笑い話は多数あるのでのちのち書くことにする。規格的には5W Luxeon Portableを入れることも可能なはずだが、まあ冗談のうちだろう。手で握れないほど熱くなるのは壱式も同じで、まあ仕方ない。ガラスはマルチコートのUCLレンズなので融ける心配はないが、レンズは融けるかもしれない。

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